diary

ベベチオ万歳!

こんにちは、2016年春。

ほんとに時が経つのは早いものでびっくりしてる間もありゃしません。わたくし早瀬、2015年春に腎移植手術を受けてからもうすぐ一年が経とうとしております。移植を受けるまでの天竺のような道のりもそれはそれは果てしないものがありましたが、この移植後一年という道のりもなかなかに紆余曲折がありまして(ほんと)、いつかどこかでこの大冒険の全貌をしたためてみたいと思っています。貴重な初体験だった移植手術はやはりパンチが効いていて、術後のヨチヨチ感は小学校の授業1時間くらいの体感でおっさんに時間が沁み渡ってくれ、たくさんのことを思い返してみては、それが種となり実となり栄養になってゆっくりと噛みしめて過ごしておりました。昨年秋に開催した移植トークライブ『いいショックの受け方』でも療養物語について色々と触れましたが、本当にあれもこれも非常に「いい機会」になったわけでございます。悲しいような嬉しいような、大病はとても勉強になり、学びになる。握力がなくなっても握っていたい触っていたいものや、大切なものを残したい守りたい力、それらが俺の中ではどんな権力者よりも発言力を持っている。力はなくなることで力を知る。そもそも何の力もないけれど、力いっぱい言えることです。

それにしても、このブログを書く頻度が渡り鳥ばりの翼が折れたエンジェルパイで甘酸っぱいねえ。SNS号の操縦の仕方もすぐ忘れるねんなあ俺。っていうか会って話しがしたい。笑う声も聞きたいしさ。ということで、ライブですよ!

5月2日「ベベチオ万歳!」@梅田クラブクアトロ、お見逃しなく!!!

 

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